2005年01月09日

相次ぐ災害で保険会社に打撃?

昨年相次いだテロや世界各地での自然災害で保険金支払額が過去最高になっているところに、インドネシア・スマトラ島沖地震による津波被害で更に保険の支払いが増加することで保険会社がより厳しい状況になってきているみたいです。
 
昨年末のヤフーニュースにも出ていますが、'04は米フロリダ州を襲ったハリケーンのほか、日本の台風や地震による被害で既に経済的被害額は1050億ドル(12兆円くらい?(・_・;|驚 )に上っているそうです。これによる保険金請求額は総額420億ドル(!)
 
この金額は9・11テロのあった2001年の370億ドルを(津波被害の前で)すでに大幅に上回っている状況なんだそうです。
 
大手保険会社は大口の保険には再保険(近いうちにコラムで解説しますね!)を掛けているので、これで経営がぐらつく事は無いでしょうけど、それにしてもすごい金額です。被害の全容が明らかになったらきっと史上空前の保険金支払い総額になるでしょうね。
 
でも一度の地震で15万人近くの死者と数百万人の負傷者、死者と同数になると予想される伝染病の恐れ・・・ほんとうに痛ましい被害です(>_<)
 
犠牲者への心からの哀悼の意と、行方不明になっている方々の無事を心よりお祈り致します・・・


この記事へのトラックバックURL