2005年01月05日

世界で一番古い保険って?

【世界で一番古い保険って?】
 
今日はちょっと肩の力を抜いて、ちょっと雑学っぽく、世界で最も古い保険ってなんだろう?をやってみますね(^o^)
 
世界保険史上最も古く、保険の起源とされているのが古代バビロニア時代の「冒険貸借」(先駆的危険移転制度)だと言われています。詳細は割愛しますが、原始的な保険に似た制度で、被保険者が借金をするという形で行われていました。
 
今の保険制度とは違い、先に借金という形で保険金を受け取り、期間(航海など)が無事終了すれば借金に利子(掛け金)をつけて返却するという形式で、期間が無事にすまなかった場合は借金はチャラになってしまうという仕組みなんですね。
 
その後12〜13世紀ごろの地中海地域(主にイタリア半島各国)で海上輸送のリスク回避のために海上保険制度が生まれ始めます。この当時のものは「冒険貸借」とほぼ同じようなもので、船主が積荷を担保として金融業者から借金し、無事に航海を終えれば利子つきで借金を返済します。しかし航海が失敗した場合は借金はチャラになってしまうというものでした。
 
その後も保険は海上保険が中心となり、主にヨーロッパで成長を続けます。17世紀になるとイギリスで【ロイズ(保険組合及び保険市場)】が生まれ、近代的保険制度が確立されてゆく事になるんですね(^o^)
 
誘拐保険やネッシー保険など、いろいろ変わった保険を取り扱う【ロイズ】については次回のコラムで取り上げますね!
 
ちなみに現存する世界最古の保険会社は英国の
日本の最初の損害保険会社は1879年設立の「東京海上」(現東京海上日動)
日本最初の生命保険会社は1881年設立の「明治生命」(現明治安田生命)なんですね。ちなみに翌年1882年に保険金受け取り第一号が出たそうですよ(^_^;)


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この記事へのコメント
こんにちは。亜希子です。
私のブログからコチラへお邪魔させてもらっています。

すごいサイト!

私、保険のこと全然わからないんですが、ブログサイトにするのがもったいないくらい、詳しく網羅されているんですね。

これからも頑張って下さいね。応援しています。
Posted by 亜希子 at 2005年01月06日 00:33
亜希子さんコメントありがとうございます^^
早速来てくれたんですね!感激です
まだ私も始めたばかりでわからないことたくさんですが、
頑張って行きますね!
Posted by 保険999 at 2005年01月06日 01:47