2004年12月28日

生命保険の仕組み

生命保険のしくみ
 
前回生命保険はなぜ必要なのか、についてお話しましたね。復習すると、「将来の不安(リスク)に備えるために」ということですね。
 
さて今回は生命保険の基本的なしくみについて見てゆきましょう(^o^)丿
 
人間はずっと昔から村や集落、家族生活の中で様々な不幸(怪我や病気)に遭った人を助けて生活することで、そのコミュニティーを維持し、発展させてきました。でもだんだん社会が発展し、産業が複雑化してくるにつれて、以前のような村単位での助け合いが難しくなって来たんですね。
 
この産業の発展の過程で、イギリスの海運業を中心として積荷に対して荷主が共同でお金を出し合い、船が難破した際にその共同で出したお金を元に保障するという仕組みが出来始めました。これが保険の始まりなんですね。
 
これはいまでも受け継がれ、イギリスには世界最大のロイズという保険会社があります。
日本では、慶応3年(西暦1867年)に福沢諭吉が「西洋旅案内」でヨーロッパの近代的保険制度を紹介したことがきっかけになり、明治時代に入って生命保険会社が設立されました。(明治21年朝日生命、翌22年日本生命が発足)
 
生命保険はこのように、お互いに助け合う「相互扶助の精神」が基本となっているため、保険会社も相互会社形式で発足した会社が多くなっています。(正式な社名を見ると〜保険相互会社という社名が多いことでわかりますね)
 
相互会社とは、契約者が社員(出資者)となり、会社の利益は社員に還元するというもので、利益を徹底的に追求し、利益を株主に還元する株式会社とは、会社の性格が大きく異なります。
 
保険会社が契約者からお金を集め、それを株式・債権・貸付・不動産などに投資をして運用し、その運用利益などで会社の諸経費を賄うと共に、契約者に万が一のことがあった場合に、保険金や給付金を支払います。また、保険が満期になった場合には満期保険金などを支払うしくみになっているんですね。


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